~ 菜 乃 庵 ~

ユルイ生活blog.目指せオトナのsimple life.

発熱


勤めていた頃、二月三月の忙しい時期が終わったあとに、毎年といっていいほど熱を出して寝込んでいた記憶がある。しばらくなかったんだけどなぁ。

一昨日の夜、急に悪寒が走った。肌があわ立って衣服がすれるのも痛くて、お風呂に入ってもその感じが抜けなかった。ベッドに入ってからも寒くて寒くて、歯をカタカタならして震えてた。





翌朝、見事に熱があがっていた。それが写真の38.6度。やーばーいー!!!私は平熱が高いほうなので、37度の微熱程度ではわりと普通に過ごせる。子供のころも37度くらいでは発熱とみなされず、学校に行かされたりしていたので、そのせいかも知れない?!(笑)

が、しかし、今は大人。38度もあれば十分しんどい。家にはめぼしい薬がない。だけど外は雨降り。病院に行くために着替えるの面倒。何より病院行く気ないし。ここはひとつ、とことん寝込むことにした。寝てたらそのうち治るかもしれない。

花粉症で水鼻が止まらなかったのに、熱のせいかぴたりと乾いた。咽喉も痛くない。何の熱だかわからないけれど、とにかく寝よう。私は発熱に強い。熱のせいなのか、いくらでも寝られる。それが反対にちょっと怖い。


日が暮れた。ただ寝ているだけでは熱は下がらないとわかった。ひたすら咽喉が渇く。発熱39度。頭が締め付けられるように痛い。もう写真を撮る元気もないよ(苦笑)。

家人にメールして、薬とポカリを買ってきてもらうことにした。食欲はあるけど作る気力がない。食べられるなら食えとスタミナラーメンを作ってもらって食べた。普通こういうときはお粥とか出さないか?!いゃ、食べられるけど。普通に食欲あるけど。

食後に薬を飲んだ。早めに就寝することにした。昼間にあれだけ寝ていたのに、まだ寝られる自分にびっくり。

翌朝、微熱になった。もう大丈夫!朝から普通に洗濯して〜お風呂掃除して〜。今はずーっと微熱のまま。薬が効いているのかな。ここで無理をすると薬も効かなくなるような気もするので、今日も早めに寝るほうがいいのかな。



子供のころ、熱を出しても学校に行かされた。先生に見つかって家に帰されて、帰ったら母親におこられた。うちの母親はなぜか病気でしんどかったりすると機嫌が悪くなった。ちょっとくらいの熱でふにゃふにゃするな!ときつくに叱られた。中途半端な熱よりもいっそ高熱が出ればいいのにとよく思った。

一度42度の熱を出して3日ほど寝込んだことがあった。熱を出したときには汗をいっぱいかくのが我が家のルールだった。「もうしんどい、汗でない」と母親を呼ぶと、母親は布団の中に手を入れて、まだもっともっとかけるはず!と放置する。

母親が納得するほどの汗をかいた後は、おふろでシャワーを浴びた。そのあとはなぜかステーキを食べさせられた。でもステーキを食べた後は決まって胃がいたくなったり、気持ち悪くなったりする。何より熱の後のステーキは味がわからなくて全然美味しくなかった。

だけどその後、シーツがすっかりかえられたフカフカのお布団に寝るのは大好きだった。