ようやく一息
早いもので12月になりました。
リノベーションで決めなくてはならないことが、ようやく一段落しました。
普通に生活していて、使いにくさがなければ、一つ一つのデザインなんか気にしたことはなかった。夫婦共々、それほど拘りが強い方ではなく、もちろん好き・嫌いはあるにせよ、ものを選ぶ基準はまず性能や効率で、見た目はその次だという自覚もある。
それなのに！
家の中を全部取り換えるということは(新築もそうだけど)、これほどまでに一つ一つを決めなくてはならないものかと驚く。もちろんそれは楽しい作業ではあるけれど、だんだんと面倒くさくなってきて、もうこれでいいかみたいな妥協が、あとになればなるほど出てきて、住んでから後悔しそうで今から怖い。
先に全体の見積もりをしていただいているので、各設備はどのレベルのものを選べばいいのか大体決まっている。決まっちゃいるが、オプションというものがある。これがヤバイ。だって、水回りの設備ではオプション＝性能・効率upだったりするからね。
ショールームではテンションがあがって、ちょっと見た目重視で選んでしまったような気がしないでもないけれど、性能がokなら、特にキッチンなんかは見た目も気になってしまう。ただ、水回りの設備(トイレ、洗面所、お風呂)を決めるところまでは、予算的にもよく考えて抑えていたと思う。
建具を決めるときも「上吊り引き戸」ということは最初から決めていた(これが結構高い)ので、それ以外は全部標準の型で、色は白で、、、と思ってたのに、壁紙を決める段階で、急に建具の存在が重要に思えてきた。
えぇえぇ、やっちゃいましたよ。寝室の扉、見た目だけで10万円アップ、リビングの扉は色変更に1万円アップ。この2点はもう頭ハゲそうなくらい迷いました。他にも細々としたところでアップしていたので、この時点で完全に予算オーバー。
でも住み始めてからそこを見るたびに、あぁあっちにしとけば良かったぁって思いたくないし。ちなみに寝室の扉は三連扉なんで、三枚分のお値段です。↓↓↓こういう感じ↓↓↓
扉といえば、寝室とクローゼットはつながっていて、間仕切り扉というものを採用したんだけど、これが特寸で思ったより高かった。それまで予算内だったせいもあって、全く気にしてなかったんだよね。壁紙決める段階で、建具の見直しをした時に変更を申し出たけど、特寸のため他の建具より先行して発注されてたから、変更は間に合わなかった。
あとはコンセントの数と位置、スイッチの種類と位置、照明の種類と数、位置などなど、まぁ本当に細かく決めることがあって、コンセントなんて考えれば考えるほど増える増える(笑)。もちろん数が増えれば値段も上がる。
とある週はずーっとトイレのタオルバーとペーパーホルダーのことばっかり考えてた。こんなにもペーパーホルダーの種類や形、色を考えることは、あとにも先にもないだろうってくらい考えた。今までそんなの気にして見たことなかったからなぁ。
常日頃からデザインに拘りを持って、注意して見ている人は、こういう時に好みがハッキリしていて決めやすいのかなぁと思う。私たちは特に拘りはないけれど、「何でもいいわけじゃない」ので、見始めると「好き・嫌い」が微妙にわかってきて、これじゃない感も出てきて、見れば見るほど決めるのが大変だった。
トイレのタオルバーとペーパーホルダーは施主支給品だけど、取り付けはお願いすることにした。ちなみに洗面所のタオルバーは今だに決まってなくて、住んでから決めることにした。
住んでから決めるものには、カーテンや照明、ダイニングテーブルなどの大型家具もある。ソファやラグなんかも部屋の広さを考慮してから決めたいと思っている。テレビ台とワークスペースのデスクは造作してもらった。
当初は洗面所も造作で見積もってたんだけど、造作費用って結構高い。洗面所はインスタで見ていいなぁと思った程度で、絶対にそうしたいかっていえば、そうでもない自分に気が付いて、洗面台のランクを少し上げてそのまま設置することにした。
デスクもテレビ台も、既製品をはめ込めばよかったかなぁとちょっと思っている。
ダイニングキッチンは最初のイメージとちょっと離れてしまった気がしないでもない。真っ白で明るい空間に憧れていたのに、ショールームでカッコイイと一目ぼれしたキッチンパネルがダークグレーで、しかもキッチンの端から端(冷蔵庫の後)まで貼ることにしたので、出来上がりが心配。
今週中にキッチンとお風呂が設置される予定なので、週末に確認しに行く予定。多少の不安はあるけれど、すごく楽しみ。
間取りもそうだけど、壁紙も結構個性的なのをチョイスした感があるので、全部含めて最終的に自分たちらしい家に仕上がってくれればいいなぁ。
