読書週間?!

私は凝り性なところがある。そして集中力もあると自覚している。それが仕事に発揮されるととてもいい方向へ動くことも自負している。が、しかし、何かから逃げる手段にそれを使うとどうしようもなくなる。それが今だと思う。

ネットの接続作業が難航していて、嫌気がさしてる。ここで凝り性と集中力を駆使すればいいのだが、どうやら限界がきたみたい。何よりネットに振り回されていた自分を省みて、ネットに繋いでいない時間の使い方を少しづつ思い出してしまった。単なる言い訳だけど。

言い訳の続き。ゲームをしていなかった時、自分はこの時間を一体どうやって過ごしていたのだろうと思った。そうだ、本を読んでいたんだ…。時間がなくてずーっと積読本が増える一方だった。本屋さんへ行くのは好きなので、用がなくても足を運んでしまう。気になる本があると、何冊か手にしてついレジに向かってしまう。そうやって十数冊がたまっていた。それを片付けることに今集中してしまっている。抜け出せない。あーネットに繋がなくては。全てが滞ってしまう。マズイ。それはとてもマズイ…。と思いつつ、また一冊…。

本を選ぶときは、その時の気分であることが多い。いずれくるべき時のために買うことはまずない。すぐに読めるときはいいけれど、積読本の中にまぎれて、随分時間がたってから読むことがある。すると「なんでこんな本買ったのかなぁ」と思う本に出くわす。それはたいてい気分がマイナスになる本である。気分がマイナスの時にプラスの本を買うとは限らないので、多分、その時はそんなふうにマイナスの力に引っ張られていたんだろう。それならば、その時にこの本は読まなくて良かったかもなぁと思う。

でもその時にその本を読んでいたら、私はどうしていたんだろうとも思う。マイナスの波にどっぷり浸って、ひたすらうずくまっていたかもしれない。それはそれでマイナスを打破する力となる。本を読んだ後って、それがどんな本でも、最後まで読む力を与えてくれた本なら、しばらくその世界に頭が入り込んで戻ってこない。ぼーっとしてしまう。そんな時間がとても好き。