~ 菜 乃 庵 ~

ユルイ生活blog.目指せオトナのsimple life.

猫と魚、あたしと恋

猫と魚、あたしと恋 (光文社文庫)

猫と魚、あたしと恋 (光文社文庫)

「猫は水が嫌いなのに、どうして魚が好きなんでしょう?女の子は辛いこと、苦しいこと、めんどうくさいことなんかみんな嫌いなはずなのに、なぜ、いつも恋を追い掛けているのでしょう?」

柴田よしきさんの本を読むのは初めてです。冒頭に書かれていたこの言葉は、実はあとがきの一部だったのですが、それにちょっと魅かれました。少し壊れた女ばかりを集めた短編集です。最後に「この短編集の中にあなたはいましたか?」とあるのですが、私は「CHAIN LOVING」がかなり近いと感じました。なぜって今ちょっと「睡眠障害」かもな状態だから。寝られない時間は空想満載で、そこでは本当に何でも出来るんですよね。こわいこわいw