サラダ油
ちょっと前に新聞のコラムで読んでから気になる存在になった「サラダ油」というやつ。これは一体何?私が使っているのはキャノーラ油。原材料:食用なたね油・品名:食用なたね油。ちょっ!原材料と品名は同じなのか。
炒めたり、揚げたりはもちろんのこと、人によってはドレッシングや和え物にも、おかずを作るときの潤滑油みたいに使うサラダ油。無味無臭で味の邪魔にならないサラダ油。
そのコラムではサラダ油を否定しているわけじゃなかった。ただその人はサラダ油が嫌いで「ねぇちょっとなめてみて」と書いてあっただけだ。
なめてみた。
何の味もしなかった。ただぬるぬるして味のしない食べ物。毎日のように口にしている食べ物のひとつ。特に体にいいわけでもないし、美味しいわけでもない。
はて?
食べ物には大抵臭いがある。味もある。体にいいから、美味しいからという理由で口にする。サラダ油は…。水と同じ扱い?でも水は体にいいよね。出汁をとったりして味をつけるよね。サラダ油は…。
これだけで成立する食べものじゃないけど、実際になめてみたら口に入れるのがちょっと嫌になってしまった。
だいたいサラダ油って名前は何だ?(笑)サラダから出来ているわけでもないのに。サラダ用の油なのか?私はドレッシングを作る時はゴマ油やオリーブオイルを使うし、サラダ用に油を使うことはない。
オリーブオイルもゴマ油も、美味しい油ってちゃんと臭いも味もする。風味となって味を助ける。ますますわからないサラダ油。味のないのが売りのサラダ油。
それからは炒め物にもオリーブオイルを使うようになった私。特別美味しくなった気はしないけど、ぬるぬる感が少なくて、体にもいい気がする。気がつくの遅すぎ?
料理する上で油はないと困る。揚げ物も結構作るし。そうそうこればっかりはね、今もサラダ油使ってる。だって美味しい油は高いんだもーん。あ、皆が買う理由はそれかっ!(笑)