秋祭り
地元のお祭りに顔を出してみた。子供の頃から高校生くらいまで毎年欠かさず遊んでたところ。大人になってから行くことは減って今年は3年ぶりだったかなぁ。
出店は子供の頃とは大きく様変わりしてました。見世物小屋やオバケ屋敷はなくて、スマートボールやパチンコ台のコーナーもなくて、ほとんどが食べ物やさんばかり…。写っているのは知らないヒトの後ろ姿です<(_ _)>
よく考えたよなーっていう食べ物も見かけた。例えば
- トルネードポテト 1串300円
- (竜巻状に串にささってるポテトチップス)
- 大マルタコヤキ 1個200円
- (テニスボールくらいの大きさで中に里芋・こんにゃく・イイダコ1匹入ってる)
- パスタ揚げ 1カップ200円
- (スパゲティをそのまま揚げて塩をまぶしたもの)
お面や風車、紙傘を売ってる店は見なかったなぁ。綿菓子やさんも少なかったなぁ。べっこうあめや、飴細工はまだあった。あれがなかった!!! 目抜きだったかな?ガムみたいな薄い板に絵が点線で書いてあって、それを時間かけて切り取るやつ。あれ好きだったなぁ。
私が欠かさず買うのは水あめ。水あめはここでしか食べない。スーパーにも売ってるけど水あめって普段買わないよね?割り箸にあめを絡まらせて、色付の粉砂糖にぐしゃっとつける。それだけなんだけどね。
お店は子供の頃から同じ場所。こういうのって多分決まってるんだろうね。店番に若い人を使ってる所は好きじゃなくて、出来るだけおぢさんやおばさんがいい。客のあしらい方がプロだから。
射的場で子供に返すおぢさんの言葉で爆笑させてもらった。射的の玉はコルクで、空気圧で押し出すもの。どんなに至近距離から撃っても的はそう簡単に落ちやしないw それに文句言いながらも必死でガンバル少年。
自分の店のはおいしいに決まってると豪語するおばさんのその強気な態度。苦笑いしつつも買ってしまう若者達に、思わずオマケをつけてあげたり…。そんなやりとりは見ているだけで楽しいね。
金魚すくいのとこでは、小1くらいの子が既にお椀に20匹ほどすくってた。ポイはもう半分破れてるのにまだまだすくうその少女。スゴイゼ!と感心していたら、その弟とおぼしき1歳くらいのリアルタルタル(FFを知らない方ごめんなさい)が、そのお椀を何度も何度も略奪しようと必死。その様子を見てこっちは大笑い。
■ ■ ■
夕刻から午後8時くらいまでに、区内を練り歩いていた神輿が本殿前に帰ってくる。この時が一番盛り上がる。神輿のほかにも花笠や子供神輿。武者行列・稚児行列・獅子若などがある。
屋台に群がる人の中に神輿行列が入り込んで突っ切るのだ。スペースは広くないので担ぎ棒を外して神輿本体のみにして進んでいくんだけど、これがもう押し競饅頭なみにすごいことになる。周囲も掛け声を上げる。
- あらうんよいよい
- あらうんとまかせぇ
この掛け声でどこかわかってしまうかもw
うちの父親は盆踊りとかお祭りが大好きで、必ず声をかけまくる。しかもその声が誰よりも大きいので目立つ。でも子供の頃はそれが誇らしかった。うーん。久しぶりに思い出した。
本殿に神輿がついたら、担ぎ手たちが一斉に掛け声をあげ、〆の手を叩く。あーお祭りだなぁー!!!と、少し気持ちがはしゃいだそんな夜でした。
- 本日食べたもの
- みずあめ・焼き鳥・大マルタコヤキ・たいやき
- お持ち帰り