~ 菜 乃 庵 ~

ユルイ生活blog.目指せオトナのsimple life.

愛犬の死

ちょっと前に愛犬の体調が思わしくないと書いたことがあるのですが、とうとう逝ってしまいました。病気は発覚していましたが、その後は本当に元気で、何も心配することはないと聞いていたので、安心してて一度も実家に帰らず。

肺が一つ潰れているので、突然死もあり得るとは聞いていましたが、それ以外に急な不安はなく、とても元気でした。1週間前に嘔吐・出血があったそうで、病院に連れて行ったら「肝臓」が悪いという結果が出ていたようです。「1週間、薬を飲ませて様子を見て、また連れてきてください」と言われたそうで、今日が丁度1週間目だったそうです。このことは私は全く知りませんでした。


今日の明け方、愛犬が激しく下痢便をしていたらしく、母親が掃除して傍についていてくれたようです。前日の夜はびっくりするくらい水を飲んだそうで、多分その時から具合が悪かったんじゃないかなぁと思います。朝になって病院に行く支度をしているうちに、逝ってしまったようです。

声をかけたら、返事はないし、もう動かなかったと言っていました。せめてもう一度元気な姿を見ておけばヨカッタ。自分が飼いはじめたのに、一人暮らしをするため、以後の世話は親にまかせっきりにしていました。養育費は払っていましたが、飼い主として最後まで面倒みなかったのは失格ですよね;;

私は離れて暮らしていたので、いなくなった寂しさは、実際に一緒に暮らしていた親のほうが強いと思います。もう二度と飼わないと言ってました。親も歳とったんだな…って感じたよ。


まだ少しぬくもりのある体は、既に硬直していましたが、おなかのあたりが妙に膨れているのが気になりました。食欲も旺盛で、便も普通だったと聞いていたのですが、体や血液の毒素を洗浄する機能が低下していたのかなぁ。それとも急に腫瘍が出来て大きくなったのかなぁ。水を大量に飲むというのは胸焼けがしていたのかも知れない。いまとなっては何が原因だったか…。11歳と若かったので、とても残念です。


ペット専門の葬儀屋さんに電話して、お墓の場所が近いところを探しました。過去にも何度かペットを見送ったことがありますが、どこもお墓までが遠くて、1度は足を運びますが、それっきりになっています。お墓といっても個人的に墓石を用意するわけではなく、合同供養にしてもらいます。

納骨等を希望される方もいらっしゃるようですが、私はそれをしません。かといって、保健所に引き取ってもらうのは少し抵抗があるので、供養はしてやりたいと思います。この辺りの考え方は個人差があるので、何がいいとも悪いともいえませんが、生前は十二分なほどに楽しませてくれたペットだから…。

夕方、お坊さんが来てくださって、読経とお焼香をすませ、別れの挨拶をしました。今回は自宅でお別れにして、火葬場までは行きませんでした。安らかに…。ありがとう。