ぽんかんのマーマレード
柑橘系のジャムのことを称して「マーマレード」っていうみたいですね。みかんは頑張って食べていますが、ぽんかんがなかなか減らないのでマーマレードを作ってみました。
実はイチゴとりんごのジャムは作ったことがあるけど、マーマレードは初挑戦!レシピをネットで物色してみたら、いろんなつくり方があるんですねー。
- クエン酸を使う方法 → 400 Bad Request
- ペクチンを取り出して作る方法 → マーマレードの作り方
- 電子レンジで作る方法 → Yahoo!レシピ サービス終了のお知らせ
で、私が参考にしたのはこちらのレシピ → 無農薬マーマレードの作り方
ぽんかんで作った事例もあったのですが、「だいだい」が必要だったので、基本的に今あるものだけで、なおかつ、いかにもちゃんとしてそうで、しっかり手抜きできそうなレシピを選びました。
詳細は以下のとおりです。
用意するもの
- ぽんかん:6個 合計820g (無農薬・無ワックス・無防カビ剤処理のもの:国産のだと多分大丈夫)
- グラニュー糖:490g (ぽんかんの重さの約60%)
- 水:1L 強 (ぽんかん400gで大体500ccが目安)
- 鍋:ホウロウかステンレス
- まぜるもの:できたら木べらか木杓子
- 保存ビン:市販のジャムビン4個(煮沸殺菌したもの)
※柑橘系は酸が強いので、できるだけ金属性のお玉やお鍋は避けるが吉。味にも影響します。
具体的な手順はつぎの通りです。
まずはぽんかんを水洗いしてから、しっかり水気をふきとって皮をむきます。水洗いでもペクチンが流れるので、洗いすぎには注意。
外の皮は細かくきざんで(幅1-2mm)、分量の水に3時間つける。ここでペクチンを出す。使った皮は全体の85%くらい。皮の量はお好みなので、全部入れてもいい。
※後から調べてわかったこと。ぽんかんは種にペクチンが入っているそうなので、種も茶葉袋等に入れて一緒につけておくといいみたいです。
次に果肉を取り出す。
この中の皮をむくのが結構大変。みかんの缶詰はどうしてあんなにきれいに皮がむけているんでしょう。ぽんかんの背中側の皮ってすごくむきにくい!!! きれいにむけないので、かなり大雑把な仕上がりになりました。
すっぱい食べ物は苦手なんだけど、柑橘系って匂いだけで口の中に唾液がたまってくるし、何度パクッと食べたい衝動に駆られたことか。食べたら分量が変わるので我慢しましたが(笑)
皮を水につけている時間の目安は3時間だそうだけど、私は2時間半くらいで煮込みに入りました。待ってられn(笑)皮が柔らかくなっていればokなので取り出して確認してみてください。そのままとろ火で約30分煮ます。※種も一緒に煮るといいみたいです。
皮がふにゃけていればok!ここで砂糖と果肉を追加します。※種を入れた袋はここで取り出しましょう。
砂糖と果肉を追加してから、さらにとろ火で約2時間煮詰めます。他のレシピを見ると長時間コトコト煮詰めなくてもいいらしいのですが、多分ペクチンをどこでどう取り出すかで違ってくるんじゃないかと思います。
ジャムの決め手はペクチン!今回のレシピは皮を水に浸すのと長時間煮込むことで、ペクチンのとろみを出す感じですね。
1時間ほど煮込んだところ。まだまだ水分が多くて…ヽ(´ー`)ノ
ここでちょっと中火にして追い込み、ある程度煮詰めたところで味見をしたら、甘みが足りないような気がしたのでグラニュー糖大匙1(分量外)を加えました。
ゆっくりかきまぜながら、さらに30分ほど煮ました。焦げないように要注意。冷めると少し固くなるので、ほどよいユルさのところで火を止めます。
ツヤよし、固さよし、甘さよし(笑)
保存をよくするため、煮沸滅菌します。
長期保存をする場合は、ビンにマーマレードを入れて蓋をし、マーマレードの入っているところまで水を入れ、鍋の蓋をして強火で20分以上煮沸します。
空気がビンから抜けるとベコッと音がするのですぐに取り出し、さらにビンの蓋をきっちり閉めて、水につけるかそのまま冷まします。すると、もう一度空気が出て密閉状態になります(ビンの蓋がジャムを買ってきた状態のようになります)。
煮沸しているときに音がしなくても、冷ましているときに何度か指で蓋を押してみると密閉状態になることもあります。私の場合はそうだった(笑)
出来上がり^^