~ 菜 乃 庵 ~

ユルイ生活blog.目指せオトナのsimple life.

片付けスイッチ


今朝目が覚めたとき、なぜだか私の脳裏には玄関においてあるブーツの映像が色濃く残っていた。いつもより少し早く起き出し、パジャマ姿のままで玄関に直行。そのままブーツをきれいに磨いて箱にしまった。


ブーツをしまってから、服に着替え、トイレに行き、顔を洗った。そんなに急いで片付ける必要もなかったのに、一体どうしたんだろう。ブーツに関する夢を見た記憶もない。

パジャマ姿のままでブーツを磨きながら、そういえば納戸に長く履いていない靴をしまっていたのを思い出した。ご飯も食べず、今度はおもむろに納戸を開け、靴箱をいくつか取り出した。




Medaの靴2足、NORMA KAMALIのショートブーツ、カジュアルデザートブーツ


こんなところにしまっていては、履ける靴も履かなくなるのに、、、と思いつつ、私は靴マニアだった自分を思い出した。会社に勤めていた頃の私は靴が大好きだった。

特にこの「404 NOT FOUND - MODE ET JACOMO│モード・エ・ジャコモ公式通販サイト」がお気に入りで、月に一足は買っていたと思う。で、その靴は丁寧に手入れして長く履くのかというとそうでもなくて、もっぱら収集癖のほうが強く出ていたと思う。

実家にいる時は部屋の中に靴箱を積み重ねていた。そのほとんどがこの「Meda」で、時々「卑弥呼」の靴箱が並んだ。卑弥呼の靴箱はピンクで、紺色の中によく映えた(卑弥呼の靴は今でも持っているけれど、靴箱は捨ててしまったみたいで一つもなかった)。

Medaの靴箱は、夏物には白地に黒文字の箱だったような記憶が...。好きな靴は靴箱も一緒に記憶に残るもんだね(苦笑)。


一人暮らしをはじめたときは、玄関の靴箱すべてに自分の靴がしまえるのが嬉しく、玄関タイルにもいっぱい靴を並べて、その日の服にあわせてとっかえひっかえ履いていた。

今はというと、靴を履く機会すら少なく、有り余る靴を並べておくわけにもいかず、玄関の靴箱の半分は家人が使っているので、入りきらなくなった靴はダンボールの引き出しを積み重ねて収納している。



全部に私の靴。中には1箱に2足入ってるところも。


今はもう必要に応じて必要なものだけしか買わなくなったし、有り余る服や靴、鞄を少しづつ減らし始めている。こんな無駄使いをするんじゃなかった、という気持ちの反面、欲しいものを欲しいだけ買っていた当時の生活が懐かしい。今ならもっと賢い買い物をするのに(笑)。


今日は朝からブーツの片付けにはじまり、納戸からもう履かないであろう靴をいくつか捨て、ついでに納戸の整理をしてすっきり!気持ちよく朝ごはんが食べられた。

片付けスイッチが入ったみたいで、その後は廊下に長らく置きっぱなしだったDIY用の材木を、整理して空いた納戸に押し込み、目に付いた冬物(おもにドライ物)の洗濯を始めた。

ホットカーペットをダニ殺菌し、電気ストーヴも片付けた。片付け始めると、これをあそこに、あれをこっちにとドミノ倒しのように用事が増えていく。ホットカーペットと電気ストーヴは押入れに片付けたけれど、本当はこの押し入れもきちんと整理したい。


リビングのソファの上には、なんちゃってコタツに使っていた冬物の布団がまだ鎮座している。これも早々になんとかしなくては。ベランダの吐き出し窓には厚く重たいカーテンがぶら下がったまま。これも夏物にかえなくては。

長く寒い日が続いていたのに、ここ2-3日は春を一気に飛び越えてしまったみたいで夏は近いのかな。梅雨がくる前に、もう少しあそこもここも片付けてしまいたい。でもこの片付けスイッチ、明日には切れてしまうと思うな...。