~ 菜 乃 庵 ~

ユルイ生活blog.目指せオトナのsimple life.

夢を見ました


7月7日七夕の夜。実際にベッドに入ったのはもう0時を過ぎていたけれども。

夢を見る理由については現在のところ不明である。夢の存在意義を定めようとする説はさまざまあるが主に

  • 無意味な情報を捨て去る際に知覚される現象
  • 必要な情報を忘れないようにする活動の際に知覚される現象

の二つが有力である。

 → 夢 - Wikipedia より


私の夢がどちらに当てはまるのかは自分でもわからないけれど、その夢はもう何度も見ています。


駅のホーム。たくさんの人々。行き先の違う電車。
私は乗り間違えないように何度も確認して電車に乗るんだけれど、終点まで行ってからようやく行き先の違う電車に乗ったことに気がつく。あるいは、途中の駅で逆向きの電車に乗りかえる。


という単にそれだけの夢なのです。目的地がどこなのか、何をしに行くのかはわかりませんが、とにかく毎回ちゃんと何度も確認して電車に乗るのに、目的地には着かないのです。

それでも私は特に困っているふうでもなく、悲壮感もなく、それでいてひたすら冷静でいようとしているのがわかります。電車の行き先の確認というよりは、どの電車に乗ってどこで乗り換えてというようなことを何度も何度も確認していて、それを頭の中でシミュレーションしているみたいなのです。


電車に乗るのは始発駅で、いくつものプラットホームが並んでいます。でも間違って着いた先、あるいは乗り換えの駅は単線で、周りは何もなくて、四角いコンクリートがぽんっと放り出されたようなホームなのです。電車の中にはかなりの人数が乗っています。

電車に乗ること、乗り換えることが目的で、目的地に着かないということは、さほど問題ではないようなのですが、起きたときは何だかちょっと疲れてる気がします。


実はこの夢は、もしかしたらこれまでの私の人生そのものなのかなぁ、と思うことがあります。

いつも何に対しても(仕事も恋愛も遊びやゲームですら)最終的な目標(なりたい形)がなく、目の前に来る電車(チャンスとかタイミングとか)に乗って、うまく乗り継いで先を進むことが目的で、結果として今の自分がいて、その先のことはケセラセラ

一応、自分の頭の中ではシミュレーションしてみるのですが、うまくいってもいかなくても、そんなに大したことではなく、自分の選択は否定しないで(でも反省はする)、出来るだけ肯定して、結果としての自分には概ね満足、みたいな...(苦笑)


だけど、同じような夢を何度も見るってことは、そんな自分を不安がってたりするのかなぁ。