オニババ化する女たち
オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す (光文社新書)
- 作者: 三砂ちづる
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2004/09/18
- メディア: 新書
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あの議論でいう負け犬というのは、けっこう恋愛をしている人たちなわけです。バリバリ仕事をしているけれども、結婚して子供を産んでいない、というだけで、不倫をしていたり恋人がいたりするわけですから、やっぱり女としては強者なわけです。p140
なんかすごいタイトルなんですけども、著者の言いたいことは一つで、同じことを言葉やその方法を変えて何度も繰り返しています。
つまりは、生物学上のメスとして本能に素直に生きるほうが、体にも心にも良いということだと思います。そうじゃないとオニババになっちゃうよと。
ちょっとぶっとんだ事例(例えば、早婚のすすめや妾制度、ブラジルの話ナド)が多いのが気になりますが、書いてあることにはナルホドナと納得。
女として産まれたからにゃ、生理・妊娠・出産・性生活をきちんと見据えて、乾いた状態を作らずに、きれいに枯れていきましょうってことですね。