思いわずらうことなく愉しく生きよ

思いわずらうことなく愉しく生きよ (光文社文庫)

江國さんの作品に出てくる家族や兄弟・姉妹は、近くにいそうでいない。家族のルール・自分のルール・愛する人とのルールは全てイコールにはならない。恋愛の先にあるものがたとえ「家族」だとしても。

最初はチラチラともったいぶって読んでいたのですが、しなくてはいけないことは全部してしまったので、一気に江國ワールドになだれ込みました。気がついたら夜中の三時半(ーー;) それほど勢いのある作品でした。テーマが重いから途中で放り出せなくなったっていうのもあるかもです。