泣きたい気分
- 作者: アンナガヴァルダ,Anna Gavalda,飛幡祐規
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/03
- メディア: 文庫
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原題「Je voudrais que quelqu'un m'attende quelque part"(誰かにどこかで待っていてほしい)
切ない気持ちがいっぱい詰まっているのかと思ったらそうではなくて、なんてこったい!と困り果てた先の泣きたい気分だったり、とことんヤッチマッタヨ!の泣きたい気分だったり…。
文章のほとんどが口語体なので、ちょっと抵抗があったのですが、翻訳が上手なのかなぁ。私は本を選ぶとき、登場人物が外国の名前だと感情移入ができないことが多いので、極力避ける傾向にあるのですが、これは大丈夫でした。フランスでは爆発的にヒットした作品だそうです。